そして最終日、島を離れる日なのですが・・・・
帰りの昼の船が着岸できそうにないと。
そういえば島に到着した日、島に住む友人の子供がサッカーに出るということで、
小学校に遊びに行ったとき、ちょうとその横にあるヘリポートから、
離島間コミューターのへりが飛び立つところでした。
「お、飛んだぞ」なんて高みの見物をしていたのですが、
船が出ないとなると・・・・・(涙)
そう、船が出ないとなると、選択肢は2つ。
三宅島から来てもらうチャーター漁船に乗って三宅島に渡るか、
このヘリで三宅島まで飛ぶか。
チャーター漁船は、海が荒れていて大型客船が着けないとき、
漁船用の桟橋につけて乗り込み海を渡るのでものすごく揺れ、
デッキは危ないので、狭い船室に押し込まれる。
当然、船酔い確定です。
ヘリは10分ほどで着きますが、やはり風で流されたりして揺れる。
しかも私、地上から浮く乗り物はあまり得意ではなく、
ヘリはできれば避けたい乗り物でした。
が、同行したスタッフが気をきかせて、事前にヘリを予約しておいてくれたため、
ヘリで三宅島に渡る事になりました。(涙)
内部はこんな感じ。
軽自動車並みの座席に押し込まれ、ちょっと恐怖。
前に座っていた同行スタッフが私の引きつった顔を見て、大笑いしてました。
ヘリから見た三宅島。
噴火の影響を受けた地域とは反対なので、見た目それほどではないですが、
よく見ると立ち枯れた木がまだまだ多く、自然がもとに戻るには、
まだ相当の時間が必要なようです。
帰りの船に乗り込んだ港は三池港という、いまだガスが吹く地域で、
よっぽど海況が悪くないとそちらには着けないらしいのですが、
今回は三池港発とのことで、ヘリポートから移動中に車内から様子を見ましたが、
港回りにあった建物のほとんどが閉鎖、もしくはガスの影響で立ち壊れ、
人が住んでいるような気配は感じられませんでした。
完全な復興にはやはり、時間がかかるのですね。
と、現地でのんびりやったツケがきたのか、最後に「ゴンっ」とやられました。
もちろん、ヘリの影響はしっかり浜松に帰るまで残り、
フラフラした状態での帰宅でした。(涙)
もう、ヘリには乗らないぞぉ〜(笑)