先日の『エコハウスのつくりかた』相談会で、
浜松エコハウスモデル住宅「きづきの森」に半日常駐してきました。
きづきの森には、様々なエコ設備が導入されていますが、
一番目を引くのはコレ。
リビングとダイニングの境にデンと鎮座するこのお方は、
MCZというイタリア製ペレットストーブ。
国産でもペレットストーブは多く出ていますが、
このMCZ製の大きな特徴は、床暖房用の温水の出力がある事と、
別売りのダクトを取り付ければ、8M以内の別の部屋まで温風を送ることができることです。
また制御はフルオートで、簡単なリモコンで「ピッ」っとやるだけで、
着火、消火、温度制御が出来ます。
ここまで来ると、燃料がペレットと言うだけの普通の暖房器具。
ただ、まだ国内に取り扱い少ない事と、大きさが大きくて日本の住宅ではちょっと・・・、
おそらくホワイトペレット(幹のみのペレット)しか使えない(国産ペレットの多くはバーグペレットという、樹皮まじりのペレット)と言うところでしょうか。
姿もお洒落ですし、ペレットさえ手に入る環境であれば、
良い選択肢だと思います。