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住まいの「デマンドコントロール」

酷暑の日々が続きますが、みなさま大丈夫ですかぁ〜

kameplanでも、普段はよっぽどでない限りエアコンは点けませんが、
ここ2週間は部屋の温度が35度を超える時もあり、日中はほぼ点けっぱなし。
これでは電気使用量が気になる気になる。

そういえば、ウチの分電盤には「ピークアラーム機能」なるモノが付いていて、
設定電流量を超えると、音声で教えてくれる賢い分電盤でした。
どれどれ、どれぐらいの消費量かとチェックしてみると・・・

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20Aで100%になるように設定(契約は30A)していて、
エアコンONでも60%なので、だいたい12Aぐらいかな?
この機能は、80%を超えると音声で「電気の使い過ぎです」と教えてくれる優れもの。
以前電子炊飯器を使っていた時は、夕飯の準備の時によく鳴っていましたが、
ガス炊きに変えてからは、鳴らなくなりましたね。

住まいの「デマンドコントロール」_c0085722_1927584.jpg


最近は「ピークカット機能」というものが付いている分電盤もあり、
設定消費量を超えると音声で教えてくれるとともに、
あらかじめピークカット回路に繋いだ電気製品(おそらくエアコン?)を、
順次切ってくれる優れもの。

電気の大型需要家には「デマンド契約」と言って、
年間の最大供給量が、次の年の契約電力となる制度があり、
絶対に電気供給を切れない商業施設や工場などの多くが、
この契約になっています。

しかしコントロールせずに使いまくっていると、
今の猛暑日の日中などの空調をフル稼働してしまう時の消費電力量が、
そのまま契約電力となってしまい、基本料金がエライ事になってしまいます。

そこで、「デマンドコントロール」といって、
設定した目標値を超えそうになると、自動的に空調や照明を落として、
消費電力量を押さえるマネージメントシステムを取り入れているところが多いのです。
ウチでは、ピークカットアラームがデマンドコントロールと同じような役割をしてくれています。

そこで、分電盤だけでもピークアラーム機能のついたモノに変えるだけで、
電気の使い過ぎを教えてくれ、住まい方そのものを考えるきっかけになりますよね。

「住まいのデマンドコントロール」始めてみませんか?
by kameplan_arch | 2013-08-17 19:47 | けんちく日記
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