今日は専門学校での講師の日でした。
4月から3ヶ月掛けて、1つの物件のプランニング、基本設計、
模型、パース作成、それらをまとめたプレゼン作りまで
一貫した授業としました。
その最後となる「公開プレゼン」が来週に迫り、
学生たちは模型の最終仕上、プレゼン作成、
コンセプトシート作成とてんてこ舞い。
学生はこの倍以上いるのですが、
模型作業をしているこの教室の学生以外は、
CADのある教室でプレゼン作成中。
プランニングで七転八倒し、「もう嫌〜」と泣き言を言っていた学生が、
自身で作る模型が出来上がってくると、目の輝きが変わってきた。
そう、自分で作っている実感を初めて感じるのが模型制作のとき。
設計の面白さがじわじわ解ってきたようです。
また、2年制専門学校の2年生なので、就職活動と平行での授業で、
就職先の選定に授業が大きく関わってくる。
この授業が面白いと感じてくれているようで、
他の授業よりも出席率が高いと教務担当よりお褒めのコトバをいただきました。
それより何より、設計志望の学生が増えたのがうれしい今日この頃です。
「青年よ、大志を抱け」ですね。