ろくろくの家も間もなく完成。
6M×6Mだから「ろくろく」。
建坪10坪強の、本当に小さな家。
でも、2人で暮らしを楽しむには十分な広さ。
家は洋服のようなもので、大きくすぎても小さすぎてもいけない。
その人にぴったりあって、心地いい塩梅を探る作業。
それが設計ということなのかもしれません。
また、大きければそれだけ消費するエネルギーも大きくなる。
無駄な空間や設えが、快適性を損なうのかもしれない。
何度も登場するこの吹き抜け。
ここはこの家の真ん中で空間を支える場であり、
時には空気を流すエンジンであり、光を取り入れる井戸であったりする。
また、近くにある公園の緑を最大限に取り入れるための仕掛け。
小さいけれど、家づくりを考えさせられるいいきっかけになりました。