カテゴリ:T邸再開発事業【事務所】/静岡( 11 )

伝兵衞堂事務所 ほぼ完成しました

先日、工事が進んでいた伝兵衞堂新築事務所の、設計事務所完成検査を行って来ました。
仕上のチェックや各所の可動状況、残工事の有無がチェック項目でしたが、
ほぼ問題なく終了。今週にはお引き渡しし、事務所の引越しが行われるとの事でした。



事務所の内部は壁は大壁(柱が見えない)で、天井は梁表し。
こういう真四角のシンプルな空間だと、綺麗に構成出来ます。
部屋にでこぼこがあると、なかなかこうは行かず、
壁を真壁(柱が見える)にするか、天井を張るかを選択する場合が多いですね。


水回りには、ショールームで使っていたシンク台を移植。
そのためにつくったかの様に馴染んでいて一安心です。


奥行き方向に作り付けの机と、窓の上に棚を配置。
図面を広げながらCAD作業を行ったり、資料を広げてPCを使うにしても、
通常の60cmの奥行きでは狭い場合が多いので、80cmの奥行きにしました。


照明はすべて蛍光灯のダウンライト。
よくある直付け型を配置すると、それだけが目立ってしまうこともあるので、
ダウンライト用に幕板を梁下に渡して、そこに取り付けています。
こうする事で配線スペースも確保出来、梁のリズム感を邪魔しないで、
綺麗に収まってくれます。

途中いろいろありましたが、監督さん始め皆さんの頑張りで無事完成が出来、
感謝感謝です。

残すは母屋改修の家具造作工事。
引き続きよろしくお願い致します。
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by kameplan_arch | 2012-06-04 22:34 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

もうふた息

母屋の横で進んでいる事務所工事も、造作工事のまっただ中。



作り付けの棚や机が収まれば、あとは仕上工事を残すばかり。
こちらはあとふた息(笑)といったところ。

大工さん、よろしくお願いします。
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by kameplan_arch | 2012-05-18 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

小休止。

お隣の母屋改修が佳境なので、大工さんはそちらの工事に集合。

・・・ということで、事務所工事は小休止。



・・・と思いきや、細かなところが進んでいました。
外部はもう外壁を張るだけ。

楽しみだなぁ。
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by kameplan_arch | 2012-04-25 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

祝!!上棟!

先日、現在進行中のT様邸の事務所が、祝!!上棟と相成りました。
「上棟」というのは、骨組みを一気に組み上げる、工事の中でも大きな区切り。
昔は全体を調整しながら2〜3日かけてやっていたのですが、
最近はプレカット技術と重機の性能向上によって、
ほぼ1日で組み上がる事が多くなりました。



なかなかにこじんまりとし、表情のある外観です(笑)
今回は大工さんの頑張りもあり、2日目には外周りもほぼ完了。
外回りにはモイスという、構造用合板と同じ耐力壁でありながら、
防火性能まであるという材料を採用。
白いモノで囲われているように見えるのが、そのモイスです。

モイスとの付き合いは長く、前職で防火構造の認定のための実物大試験にも立ち会い、
この目で性能を確認した材料なので、信頼して採用しています。



構造は天竜杉のあらわし。
こだわりのアマノさんの天然乾燥材、写真にも写るぐらいの艶の良さ。

これから重要な断熱、仕上工事に移ります。
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by kameplan_arch | 2012-03-21 23:05 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

コンクリート打設完了

先日の配筋検査から数日、無事コンクリート打設が完了しました。



今回は基礎の立ち上りの無いベタ基礎で、
この上に土台を敷き、柱を立てて行きます。
柱梁を建て終わる「建て方」がもうすぐ。
建て方が終わると建物の姿が見えてくるので、
とても楽しみです。
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by kameplan_arch | 2012-03-04 10:57 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

地盤改良と基礎工事

先月のみぞれ混じりの地鎮祭から始まった現場は現在基礎工事中です。


ケースバイケースなのですが、一般的に木造の基礎の鉄筋はもう少し荒め。
今回は地盤が若干軟弱なため、かなり密に組む設計にしています。
f0054859_102175.jpg
鉄筋の下に見える白い固まりはジオフォーム(いわゆる発泡スチロール状の素材)ですが
これが軟弱な地盤でも建物を安全に保つための秘密兵器!?

More…地盤補強って?
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by kameplan_arch | 2012-02-29 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

基礎着工の前に・・・

T様邸改修の横で、平行して進んでいる事務所新築工事。
こちらは先日の埋蔵文化財調査で、深さ3Mぐらいのところに遺構がある事が解りました。
よって、地盤改良でも杭を打つことができず・・・・



代わりに「地盤置換工法」という、基礎の下の土を軽い発泡材に置き換えて、
地盤の反力を補おうと言う工法を採用しました。
写真はその発泡材を埋める溝を掘っている事です。

井桁状に掘ったところに発泡材を敷き混んで下地を作り、
その上に基礎の大きさと同じぐらい、発泡材を敷き込んで行きます。
住宅では珍しい工法ですが、土木や大規模建築ではスタンダードな工法で、
発泡材を使うので、道路や鉄道の振動にも有効なようです。
T様事務所の近くには新幹線が走っていて、通過する時に微振動が感じられていたので、
無くなると快適性もUP!!

これから基礎配筋、コンクリート打設となります。
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by kameplan_arch | 2012-02-15 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

みぞれ混じりの地鎮祭

地鎮祭とは。。。

土木工事や建物を建てる時に
神様に工事の無事や安全建物や家の繁栄を祈る儀式
のことを言います。
「じちんさい」と読むほか「とこしづめのまつり」と読むこともあります。


f0054859_10183354.jpg建物を建てる土地に神主様を
お招きして地鎮祭をとりおこないます。
 ←これは祭壇のイメージ

祭壇にお供え物をし
祝詞(のりと)をあげ、お払いをして浄め
施主が初めてその土地に鍬(くわ)や
鋤(すき)を入れる儀式です。


お供え物はお酒、お米、塩、水の他に
海の幸である昆布などの乾物
(鯛をお供えする場合もあります)
山の幸である果物
野の幸である野菜などを祭壇に。


右下に見えるのは木で作られた
鎌(かま)、鍬(くわ)、鋤(すき)で
儀式の中で使われる道具です。


地鎮祭を始める前に。。。

神様に降りて来ていただく聖域を4本の笹竹と注連縄(しめなわ)で示します。
普通はこのしめ縄で区切られた中に祭壇を設けるのですが
今回は前夜からの雨で足元がぬかるんでいたので
改修予定の母屋の縁側に祭壇を作ってありますね(^^)
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今回初めて見た光景なのですが…
まず御神職(ごしんしょく=神主様)が巫女さんにお祓いされてます。
神職様が神事を執り行う前の自らのお清めなのだと思います。


さて、いよいよ地鎮祭が始まります。

◎修跋の儀(しゅばつのぎ)
神職が御祓詞(はらえことば)を唱えながら、ご神前、工事をする土地と参列者の身を
浄めるためのお祓いをします。


◎降神の儀(こうしんのぎ)
文字通り、神様に祭壇に降りて来ていただくお迎えの儀式です。


◎献饌 (けんせん)
お酒の蓋などを開けて神様にお供え物を差し上げます。


◎祝詞奏上(のりとそうじょう)
神職が神様に工事の安全を祈る祝詞(のりと)を奏上します。



あら、お施主は既に退屈?(笑)
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◎四方祓いの儀(しほうはらいのぎ)/切麻散米(きりぬささんまい)
切麻(きりぬさ)と呼ばれる和紙を四角く切ったもの
(正式には切った麻や紙と米を混ぜたもの)を神職が撒いて土地を清めます。
東北→東南→西南→西北の順番で敷地の四隅を清めるので
四方祓い(しほうはらい)とも言われています。
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◎地鎮の儀(じちんのぎ)/床鎮めの儀(とこしずめのぎ)
祭壇の前には笹などを挿して土地を模した盛り砂を使い儀式を行います。

f0054859_1129229.jpgまずはその土地で初めて草を刈る
「刈初(かりぞめ)」
設計者が鎌(かま)で草を刈る
動作をして挿してある笹を
抜き取ります。

設計者の旦那が所用のために
参加できなかったので
私が代理出席です。
そしてカメラマンなので。。。
←写真はイメージ
借り物です f(~~)


次は初めて土をおこす
「穿初(うがちぞめ)」
建物の施主である息子さんが土を耕す様に砂山に鍬(くわ)を入れます。
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鏡などの入った和紙の封筒状の物を埋めて工事の安全祈願をする
「鎮物埋納(しずめものまいのう)」
地主であるお父様が和紙に包まれた鎮物(しずめもの)を砂山に埋めます。
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そして最後に鎮物(しずめもの)を埋める様に土をならす
「土均(つちならし)」
施工業者の現場監督が鋤(すき)で砂を均して床鎮めの儀(とこしずめのぎ)完了です。
f0054859_2051221.jpg




さてさて、この「鎮物(しずめもの)」は「忌物(いみもの)」とも呼ばれる
地の神様へのお供え物なのですが。。。
f0054859_1154936.jpg
実はこれもまたまた↑借り物写真f(~~;)
人型、盾、矛、小刀、長刀子、鏡、水玉(またはお金)の七つを模した物が入っています。
その地方や神社によって中の物や素材は様々なのですが
私が実際に見た鎮物には人型は和紙、鏡やお金は本物が入っていました。

「人型」はいわゆる昔の「人柱」の代わりで、災いの身代わりになると言われています。
「盾、矛」で邪気を防ぎ「小刀、長刀子」の武具や「鏡」は御神宝として
「お金」は穴の開いた硬貨の形の物で、その昔は稲穂だったとも言われています。



◎玉串奉奠(たまぐしほうてん)
榊(さかき)などの常緑樹の小枝に、紙のヌサ(幣)と言われるものを付けた玉串を
神前に捧げ、謹んで供える儀式です。
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◎撤饌(てっせん)
神職がお酒の蓋を閉めたりしてお供えものをお下げします。
神様への宴が終了した合図でしょうか。


◎昇神の儀(しょうじんのぎ)
神職が神様に帰っていただくための儀式をします。


◎直会の儀(なおらいのぎ)
お供えしてあったお神酒(おみき)をみんなでいただきます。
巫女さんが祭壇から降ろしてそれぞれの杯にお神酒を注いで
無事に地鎮祭が執り行われた事をお祝いして乾杯します。
f0054859_20513119.jpg





f0054859_20514534.jpg竹にくくられているのは方位除けのお札です。
工事中、敷地の四方に立てておくと
厄払いが出来ると言われています。

f0054859_2052219.jpgこちらは鎮物と清め砂です。
今回は新しく建てる建物が2棟あるので
それぞれの建物の中心に埋めます。
清め砂は工事の始まる前に撒いて土地を清めます。
お供えしていた塩やお神酒
お米を撒く場合もあります。



ここまででおよそ30分くらいですが
早朝はみぞれまじりの天気だったのでかなり寒〜〜い地鎮祭でした。
儀式の名前や作法などは地方や神社によってもいろいろです。
私が今まで参加した事のある地鎮祭は、今回の様な神式がほとんどですが
その他にもお坊さんが執り行う「仏式」
山伏(やまぶし)の格好をした修験道(しゅげんどう)によるもの(山岳信仰)
に参加した事があります(^^)/

ちなみに「キリスト教式」もあるそうです。
「土地の神様」という概念が無い宗教なので「起工式」が正しい呼び名かな?
日本式の式次第とは全く別物で賛美歌を歌ったり、お祝いの乾杯はワインだったり!?
。。。らしいですよ。




さて、寒い地鎮祭の後は少しの時間でしたが奥様とキッチンなどの打合せ(というか雑談)
コーヒーを入れていただいて暖まってくると
f0054859_20522614.jpg
お疲れさまでした(^^)

kameko
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by kameplan_arch | 2012-01-25 23:37 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

地盤調査をワークショップ形式で?!

先日、D-Projectの地盤調査が行われました。
地盤調査を担当してくれたのが、建築士会青年企画委員会でもお世話になっているグラウンドワークスさん。
折角なのでお施主さんの了解のもと、建築士会の仲間で調査を実際に見ながら学ぶ、
ワークショップを開催しました。



これは「ボーリング調査」という地盤調査で、主にはマンションや工場等の中規模建築物や、
地盤改良で地質のデータが必要な時に行います。
正式には「標準貫入試験」と言い、比較的信頼性が高い試験と言われていますが、
大型の試験装置の搬入が必要だったり、貫入時に機械音が大きいことなどから、
住宅ではスエーデンサウンディング試験の方を行う事が多いです。


こちらは「スエーデンサウンディング試験」というもので、
戸建て住宅ではほぼこの試験を行います。
これは機械に据えた重りの自重でロッドが沈みこんでいくスピードや、
回転数から地盤の強度を測るもので、
機械が小型な事や静かな事、住宅の採用例が多く比較が容易な事等から、
小型建築で行われる事が多い試験です。



今回はワークショップと言うこともあり、
同じ敷地でボーリングとスエーデンサウンディング試験を行い、
その試験結果や試験特性を比べてみました。
また、スエーデンサウンディング試験で用いる中で重要な道具の一つである、
「ロッド」のすり減りによって、どれぐらい試験結果が変わるかの比較も行いました。
(試験ではこの槍状のものを土に貫入させて行きます)
写真の左側が新品のロッドで、右側がすり減って基準を超えてしまったロッド。
同じ試験を行っても、すり減ったロッドでは試験結果のぶれが大きく、
場合によっては危険側に出る事が確認出来ました。

地盤に関わらず、実際にその場を詳細に試験して、
その結果を設計に反映させて行かないと、安全な建物を作ることはできません。
私たちも、日々勉強です(笑)
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by kameplan_arch | 2012-01-18 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡

埋蔵文化財、出たかなぁ(笑)

去年の年末の御用納めも近い日に、
(仮)D-Projectの敷地で浜松市の埋蔵文化財の試掘が行われました。



この地域は「埋蔵文化財包含地域」に指定されていて、
建築等を行う時には前もって市に届け出を行い、
市の立ち会いでの試掘を行わなければいけない所でした。

年明けすぐに着工のスケジュールでしたので、届出も大急ぎで行い、
市の担当の方にも事情を話したところ、年内ギリギリで試掘を行う手立てをたててくれました。

私は「試掘」に立ち会うのは初めて。
カミさんはご近所で以前立ち会ったことがあったそうで、
そのときは文化財が出ることはありませんでした。



ユンボでガッツリ掘る事3M強。
土の色が変わるあたりで土器が発見されました。
試掘をした市の担当の方によると、おおよそ2000年前あたりの縄文式土器で、
この辺りではよく出るものですよ〜と仰っていましたが、
私たち素人には、ガラや石と間違いそうなほど小さなかけらでした。



文化財調査といえば、歴史的な調査だけかと思っていたらそうではなく、
地層があった時代に洪水や津波があった事実も判るらしく、
今後の防災計画にも役立つデータが取れるそうです。



あまりに大規模な掘削に、お施主さんご家族も興味津々。
4カ所ほど掘って調査完了。
無事着工出来そうです。
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by kameplan_arch | 2012-01-05 09:00 | T邸再開発事業【事務所】/静岡