カテゴリ:S邸増築工事【リノベ 】/東京( 11 )

これにて、完了!!

先日竣工したSさま邸リノベーション
当初の目的の一つでもあった「検査済書」の取得。
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当然ですが(笑)、無事取得する事が出来ました。

これで晴れて合法建築物。
銀行融資も滞り無く進めます。

今回は、検査手順や手続き上の課題が多く、
民間確認検査機関ではなく、「東京都多摩建築指導事務所」と言う、
西多摩地域を管轄する役所にて検査を受けたのですが、
久しぶりに見た、シンプルな(笑)済書にちょっと驚き。

最近の民間確認検査機関の書類は、
偽造防止のためにコピーすると[COPY]という浮き文字が入っている書類が多いのです。

ともあれ、こういった法的に問題のある建物の更正化も、
建物の資産価値を上げたり、長寿命化に必要で、
おそらくは、設計事務所が担うべき仕事の一つだと思いましたねぇ。
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by kameplan_arch | 2013-07-22 12:15 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

扉を仕舞う〜クイズのこたえでーす〜

先日エントリーしたこれなんでしょ?

答えは・・・

[1]はい、普通の風景ですよね。
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[2]収納の引き戸をあけると・・・
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ん?、なんか扉が出てきましたね。

[3]とびらをズルズルっと引き出していくと・・・
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[4]はい、2部屋に間仕切れました。
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[5]収納引き戸を閉めると、何も無かったかのような収納に。
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先日のエントリーでクイズにした部分、引き戸の溝が十字に交差していて、

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こうやって建具を仕舞い込めるのでした。

この建具、普段お父様のお部屋として使っている一角を、
親類が遊びに来たの寝室に区切るためのもので、
年に数回使う程度とお聞きしていたので、
普段は広く使える様に、押入に収納しておける様に設えました。

いかがでしょ?(笑)
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by kameplan_arch | 2013-07-18 12:15 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

リノベーションのBefor/After

先日竣工、お引き渡ししたSさま邸リノベーション。
家族の距離感を微調整するために、間取りの一部変更や増築を行いました。

では、Befor/Afterでご紹介します。
(本当は解体着工前に写真が撮れればよかったのですが・・・)

1FリビングのBefor
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吹き抜けのあるリビングダイニング。
駐車スペースをきっちりとるために、玄関位置を変えたり、
2Fの間取り変更のために、吹き抜けを埋めたりで・・・
1FリビングのAfter
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窓が減ってしまいましたが、その分斜めに視線が抜ける様に建具類を配置。
建具を天井までのフルハイトにすることで、隣の部屋からの光が天井を照らし、
「間仕切られ感」を緩和しています。
また、キッチンと玄関の間を壁にせず、光の通るカーボネート板にすることで、
キッチンの閉塞性を和らげています。


2FのBefor
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吹き抜けと、各個室への廊下、階段だけで構成されていた2Fを
2FセカンドリビングのAfter
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吹き抜けを埋めて、各個室の中心にセカンドリビングを配置。
ちょっとした飲み物をサーブするための流し、IHヒーターを設えました。


2F増築部分のBefor
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2F増築部分のAfter
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セカンドリビングにつながる様に、子ども部屋とトイレを増築。
斜線規制で高さが押さえられてしまったので、床の高さを2Fから少し下げたスキップフロアに。
この辺りの空間と構造の繋ぎ方に苦労しました(笑)

1F増築部分のBefor
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1F増築部分のAfter

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同居が始まるお父様のお部屋。
1Fリビングと収納をはさんで隣り合わせになっているので、「つかず、はなれず」の距離感を設えました。
サッシも天井いっぱいのモノを設える事で、開放感いっぱい。
トイレへの最短導線もあわせて計画しました。


キッチンのBefor
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既成のシステムキッチンから
キッチンのAfter
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ステンレスで天板を特注にして、奥行きをたっぷりとりました。
これで料理の時に、平行して作業しやすくなりました。

ほかにもいろいろ工夫したところはあるので、
次回エントリーでご紹介しますね。
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by kameplan_arch | 2013-07-16 12:15 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

木工事完了まで、あと一息

Sさま邸リノベ現場に、定期監理に行ってきました。
来週から仕上工事に入るとのことで、
現場は木工事(大工工事)完了の追い込み。
少し不安な部分があったので、真っ先にその場をチェック。
若干の手直しをお願いして、大工ラストスパート!!

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写真は大工造作でつくる、いつもの洗面化粧台。
今回は北側斜線規制で天井が下がるので、窓の位置も相当低い。
でも顔色は、北側の柔らかな光と、アッパー気味に光が当たることで、
より自然に見えることを確認。

災い転じて・・・・とはこのことですね。

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そして、Sさま邸でちょっと工夫してみたこの部分。
どうなっているか、判りますかぁ〜?(笑)
正解は完成の時に!!
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by kameplan_arch | 2013-07-01 12:15 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

下地工事が着々と進んでいます

先週末、Sさま邸リノベ現場に定期監理に行ってきました。

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増築部分もほぼ建具枠が取り付き、空間の姿が見えてきました。
この写真は2Fの子供部屋。
一番低い左端は1.9M程度しかありませんが、5.5帖という部屋の大きさを意識させないで、
落ち着いた部屋になるように、これから仕上で調整して行きます。

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1Fの和室は、ちょうど増築した部分になり、
南側のお宅の敷地境界線上にサッシが来るようにプランしていましたので、
左半分ですが、ずっと見通しが利いていて、風も十分に通ります。

まだまだ下地工事は続きますが、完成は来月半ばの予定。
周囲が住宅地のために、開け放して作業が出来ないこの現場には、
辛い梅雨の時期ですが、ご安全によろしくお願いいたします。
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by kameplan_arch | 2013-06-20 12:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

増築部分が見えてきましたよぉ。

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先日、Sさま邸増築工事の定期監理に行ってきました。
屋根の防水工事までほぼ終わり、断熱材も入って何となく空間が見えてきています。

工事費を抑えるために、元々の建物の屋根をそのまま生かしての増築、
今の屋根の下に、増築部の屋根が来るように計画しています。
そのため、どうしても天井高が取れないため、
既存部分の2F床よりも、増築部分の2F床を少し下げています。
このことで、ちょっと動きのある空間が出来そうです。

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既存部と増築部の境目には、後付けですが頑強な金物をセット。
地震時の様々な動きに対応出来るよう、
こういう部分には手間と費用をかけています。

既存部の下地ももうちょっとで出来あがり、そのあとは仕上工事。

楽しみですね。
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by kameplan_arch | 2013-05-20 12:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

構造に余裕があると、将来的に色々出来ます。

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GW途中に現場監理に伺ったSさま邸。
吹抜けがあったところに梁が掛かって、床固定の最中でした。

Sさま邸は、今までは慣れて住んでいたおじいさまを迎えるにあたり、
部屋の増築と各個室の見直し、バリアフリー化を目的に改修を行っています。

この吹抜けも、ご家族の個室のあり方を見直すうちに、
塞いでしまおうということになりました。
幸い吹き抜け回りには十分な大きさの梁が備えられていたので、
大きな構造補強無しに埋めることができました。

kameplanでも吹抜けは多用しますが、
将来増築が見込まれそうなところには、2サイズぐらい大きな梁を掛けておくことがあります。
しかりした梁が既存にあれば、結構容易に塞げるのが木造の良いところ。

大工さんは大変ですけどね(笑)
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by kameplan_arch | 2013-05-07 12:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

調査は結構手間がかかります。

先日の「解体しながら調査」を行ったSさま邸。
調査概要がおおよそまとまり、今後の構造補強の位置を仕様を確定させました。

「調査」というと今の構造体のどこまでを調べるかというと・・・・

見える部分はほぼ全箇所。

事前調査の段階や、お施主さんからお預かりしていた資料を元に、
下図となる構造図を書き起こし、それと現場が同じかどうかを確認します。

とは言っても、しっかりした構造図が残っている訳でもなく、
完了検査も受けていないので、新築時の確認申請書の図面も完全には信用出来ません。
そこは、経験とカン(笑)で、下図を起こすのです。

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「はい、予想通り鋼製火打入ってますね」とか、

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「おぉ、予想外に強い金物が入ってるぞ」

とか言いながら、見える部分は全数チェックして行きます。

これが結構手間がかかるんですが、こういう記録や履歴を残しておくことで、
今後の建物のメンテや改修にも役立ちますし、
もし売却という際にも、第3者が評価しやすい資料となります。

こういう地道な作業と資料化、構造評価と補強計画こそ、
設計事務所がやるべき仕事だと、kameplanは考えています。
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by kameplan_arch | 2013-04-19 12:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

「解体」と言う名の「着工」

先日、S邸リノベーションの解体立ち会い及び現状構造体確認と、補強箇所の指示に行ってきました。

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新築だと、着工は地鎮祭や地縄張りなど、
何となく厳かな感じで始まりますが、
リノベーションは、解体という派手な感じで始まります。

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既存構造体を現行法に合わせることで、現在はない「検査済書」を取るために、
解体して今の構造のすべてをもう一度チェックし、不足がある場合補強を行います。
なので、解体現場に立ちあいながら、チェックする方が効率的なのです。

幸いながらS邸は、事前調査で予測した通りで金物等が入っており、
実施設計を超える補強は出てきませんでした。
この時点で見えなかった不良が出てくると、工費にも工期にも大きな影響が出ます。
(業界的には「オバケが出る」と言います(笑))

また、出来るだけ工費と資源の無駄を省くため、
既存で使える下地は出来るだけ残していきたいもの。
残すか壊して新たにつくるか、職人さんと相談しながら進めるため、
解体中に設計者が入る必要があったのです。

さあ、次は増築部分の基礎施工です。
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by kameplan_arch | 2013-04-10 12:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京

現場チェック、チェック、チェック。

先日、確認申請に向けて、現場検査に行ってきました。

新築時に完了検査を受けていれば、本来は要らない調査ですが、
今回は増築するときに、既存部分も一緒に完了検査を受ける予定で、
現在どのようになっているかの調査報告を、確認申請の時に添付するということで、
確認受理してもらえると役所の合意をもらっているので、致し方が無い・・・

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お住まいの家の内部から、プラスターボードを切り取って、
その裏にある構造金物を一つ一つチェック。

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この部分は外壁に穴をあけるしか無く、
完成まで仮の外壁で塞ぐことととなりました。

チェック結果としては、概ねOK。
これで報告書を作成し、増築の確認申請書に添付して、
ようやくスタートとなります。
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by kameplan_arch | 2012-12-18 09:00 | S邸増築工事【リノベ 】/東京