「コト」を引き起こす「モノ」 〜エコワット〜

浜松エコハウスモデル「きづきの森」には、
エコに住まいを造る様々なヒントが設置・展示されており、
その中には、私たちに消費や浪費を気づかせてくれる「住まいの取締役」的なものもあります。

簡単にすぐにでも取り入れられそうなものと言えば、



「エコワット」という、コンセントと機器の間に挟み込むだけで、
消費電力、CO2排出量、電気料金を表示してくれるもの。
製造が関西電力系の会社で、電気料金やCO2排出係数は関西電力のものになってしまいますが、
目安としては良いのではないかと思います。
(Co2排出係数は電気事業者の発電設備からの排出量から算出するため事業者によって異なり、
東京電力の0.332kg-Co2/kWh〜0.946kg-Co2/kWhまで幅があります)

特に待機電力を使うPCやテレビ等、一度計ってみると驚く結果が出ます。
また、照明は白熱球、電球型蛍光灯、LEDで消費電力が大きく異なるので、
それを実感できる良い機械だなぁと感心しました。

コレは一対一の計測しか出来ませんが、
家全体の消費電力のデータを表示できる「省エネナビ」という計測器もあります。

こういった「モノ」で使ったエネルギーや出たCo2の量を「見える化」することで、
今まで無駄に使っていたエネルギーがわかるようになってきて、
どうすれば無駄を少なくできるかと言う「コト」に繋がっていきます。

一部地域や事業者では「スマートグリット」という、発電と消費をデータ連携させ、
自然エネルギーを有効に活用していこうと言う動きもあります。
現在までの発電制御は、電力会社が過去の経験則で発電を行っていたため、
不安定な自然エネルギーよりも、火力、水力、原子力発電のような、
発電制御が比較的簡単に可能な電源開発に偏っていました。

スマートグリットは、消費量が逐一データで発電側に送られ、
時には停止しても良い家電を発電側からの指示で強制的に止めて、
発電量とのバランスを取る「連携」を行うシステムで、
消費を「見える化」して、双方バランスを取る事で、
自然エネルギー発電でも安定して電力供給ができる仕組みを作ろうと言う動きです。

これらは、すべて「見える化」していく事が前提なので、
原理的にはエコワットや省エネナビと変わりません。
見える化する事で、つくる側も使う側も変わっていく。
そういう積み重ねが、持続可能な社会への転換だと思います。


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『エコハウスのつくりかた』相談会を開催します。

kameplan architectsは、12月25日13:00〜に
「きづきの森」にてエコハウス相談員として常駐し、浜松版エコハウス(自立循環型住宅)や、
エコな技術・商品に関する疑問など、新築、リフォーム、機器の更新や
増設などを考える上での相談にお答えします。
興味のある方は、是非お越し下さい。

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by kameplan_arch | 2010-12-24 17:40 | けんちく日記
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