住まいの計画の上で、照明計画は実は結構悩むところ。
高さや低さのような、絶対値と感覚の間にあまり個人差がない部分と違い、
臭いや音、明るさ感は大きく個人差があります。
照度は絶対値を測定出来るものなので、一応JISにも基準があります。
ただ経験上、住宅に限ってはJIS基準並にするとかえって明るくなりすぎて、
空間の豊かさを損ねる場合が多いように思います。
暗さの中に明るさがあるから、ひかりが豊かになると思っています。
しかし、ことばやイメージだけでは共有しづらい事でもありますので・・・
kameplan事務所/自宅の照度測定&結果公開!!(笑)
まずは事務所デスクの上。(散らかってる所には目をつむってください(笑))
420ルクスでJIS規格の事務所事務室程度でちょっと暗め。
しかし、廻りがさらに暗めなので目が疲れなくていい感じです。
実際に勉強部屋のデスクの上はもうちょっとあった方がいいかもです。
次はダイニングテーブルの上。ウチのマネキネコ2匹が
邪魔お手伝いをしてくれました(笑)
80ルクス程度でJIS規格では全般照明並み。
こちらもテーブルにペンダントを近づけており、周囲との照度変化をつけています。
リビングテーブル上で35ルクス、居間の全般照明クラス。
読書をするときはスタンドライトを手元に持ってくるので、
テーブル上はこれぐらいの方が落ち着いていいと思います。
ちなみに、写真の写りは目で見た感じと同じように補正しています。
照度的にはJIS規格の下の方になっていますが、いかがでしょ?