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サーキュレーションシステム〜冬のはたらき〜

前回ご紹介した「夏のはたらき」

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基本原理である「空気は暖まると上に昇る」という現象を利用して、
建物の一番高い所に設えた「エアチャンバー」に、薪ストーブで温められた空気を集め、
ファンで床下に送り込んで、空気床暖房を狙っています。

夏と冬の切り替えは、手動ダンパーで住まいてさん自ら切り替えてもらう事で、
制御系をシンプルにしています。
年に数回の切り替えであれば、それほど苦ではないですよね(笑)

冬の制御は、エアチャンバーに設けた温度センサーとタイマーで行っており、
エアチャンバーがある程度暖まった段階で、
床下への送風を行う様にしています。

タイマーのみでも充分制御は行えますが、
無駄にファンが働いて電気を浪費するのを避けるために、
温度制御を入れています。

これら全て特注製品ではなく、一般市販されている機械類の組み合わせで構成しているので、
普通の電気屋さんでも施工、部品交換が可能です。

オリジナルでの組み合わせなので、トリセツもそれに合わせて整備。
今回もTさまオリジナル「トリセツ」を制作してお渡ししました。

建物と一体に計画した仕組みなので、
設計段階である程度計画してあげないと、導入や効果が難しい仕組みですが、
シンプルな仕組みなので、きっと効果てきめん(のはず)(笑)

1年間Tさま邸で実測を重ねて、更なるブラッシュアップを計っていきますよ〜
by kameplan_arch | 2013-07-08 12:15 | 設計についての一考察
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