現在開催中の
「建築WEEK in 浜松 2007「協奏建築展」」で、初トークライブしました。
前職では講習会などで人前で話すことは多かったのですが、
一般の方、しかも台本なしと言う「トークライブ」は初めてでした。
お題は「電気vsガス バトルトーク」
私は「ガス派」でした。(ホッ)
お相手は、設計者としては大先輩の坂田卓也さん。
知った方だったので、胸をお借りしてリラックスしてお話しできました。
切り口は「電気vsガス」でしたが、
設計を進める上では、このぐらいの選択はごろごろ転がっている。
工法はどうなのか、このプランで住まい手がうまく住めるのか、
材料の選定はどうか・・・・
一般の方にお話しする上で、一番分かりやすい切り口としてお題を選びましたが、
最後は、ケンチクはある設備、材料、工法を単純に選択して行くものではなく、
それぞれが絡み合って、複雑な糸を解いて行く作業だとお話ししました。
それ故に、設計と言う時間、スタンス、立場が必要だと言うことが、
できるだけ来場の方に理解頂けるようお話ししました。
最終的には電気であろうとガスであろうと、消費総量を減らさねば、
この先たち行かなくなる可能性が大きいこと。
地下資源よりも地上資源で賄い、できれば自然エネルギーが単純でイイということ。
それは今の建築技術で充分なし得ることで、
地域性なども考慮した上で建てて行く必要がある。
と言ったことをお話ししました。
坂田さんも基本的には同じ考えなので、
安心して『突っ込み合い』が出来たことが、一番の収穫でしたね〜