掛川もなかなか!!

先日、建築士会のイベントの下見で掛川に行ってきました。
掛川には数度行った事がありましたが、
じっくり見て回る事もなく、所用が済むとすぐ帰ってしまっていました。

今回はイベントの下見なので、
じっくり見回ろうと時間をたっぷりと取って行ってきました。






まずは「掛川中央図書館」

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2001年竣工の日建設計の設計の図書館。
集成材を使った木造の公共建築。
軒の深い意匠と、屋根の流れ長さと勾配の美しさが相まって、
掛川城下町に溶け込んだすばらしい図書館でした。

そしてその前にある「報徳図書館」

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昭和2年竣工の、掛川市内最古のRC建造物です。
当時流行していたアールデコ様式の影響を受けながらも、
随所に和風の意匠が残る。
写真で見ると結構大きな建物に見えますが、実際は驚くほど小さい。
写真の70%ぐらいと言うと分りやすいでしょうか。
それほどに威風堂々とした建物でした。

で、この辺りの本命とも言うべき「大日本報徳社 大講堂」

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大日本報徳社大講堂は明治36年に竣工。
県の指定文化財にもなっている建物で、
今年2月に耐震を含めた改修が行われていました。

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この講堂で、二宮尊徳の報徳の教えが伝えられていたんですね。
2階の回廊は結構細い梁で組まれていましたが、
おそらく耐震補強の観点から、鋼材で吊り補強されていました。

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和室に洋風の縦長窓。
この辺りも時代を感じさせる組み合わせですね。

以上の建物3つが、掛川城のすぐ隣に隣り合わせで建っています。

で、車で10分ほどのところにある「掛川市庁舎」

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1997年竣工の、こちらも日建設計の設計です。
内部はひな壇状になっていて、各窓口と機能が吹き抜けを介して開放されている、
というようなコンセプトだったと思います。

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シーリングファンの代わりに、
お茶畑で霜が降りるのを防ぐファンを設置しているところがお茶所掛川らしいですね。

この他にも、
ねむの木学園 美術館(設計:坂茂)
ねむの木学園 新美術館(設計:藤森照信)
吉行淳之介文学館(設計:中村昌生)
資生堂アートハウス(設計:谷口吉生・高宮真介)
二の丸茶室(設計:中村昌生)
二の丸美術館(設計:日建設計)
と、見所たくさんな建築銀座掛川。

すごいぞ!!掛川!
by kameplan_arch | 2008-04-18 13:13 | kameの車窓より
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