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Eco Town瑞穂長岡 B棟竣工

見学会も無事終え、EcoTown瑞穂長岡B棟も、
無事お施主さんの手に引き渡されました。
これで2棟目のお嫁入り。
設計者としても感慨深いものがあります。







思えば、B棟のお施主さんは自分と年代も近く、
暮らしの考えに共感できる部分も多かったので、
設計段階での悩みも少なかったように思います。





家族が集まって、団らんのひとときを過ごしやすいよう、
贅沢にとったリビング・ダイニング・キッチンの一室空間。
キッチンだけは開けっぴろげ、というわけにはいかないので、
高めのカウンターで程よくカバー。
相当近づかないとシンクあたりは見えません。





リビングの一角に設えたPCコーナー。
ここにPCの一群と電話などの情報機器を集約。
家族全員で共有できるものは、やはりリビングにあった方がいいですよね。
階段と絡むプランだったので、できるだけ階段を軽く設えました。





キッチン背面にある天井までの引き戸収納。
内部の棚も可動なので、収納するものによって可変できる。
十分計算し尽くして収納を計画することも可能ですが、
家族関係が変われば、食器や調理器具もどんどん変わっていく。
住まい手自身がその変化に対応して、自分で変えられる。
これが重要だと思ています。





リビングとユーティリティーをつなぐ短い廊下。
その先にあるのは、実はトイレなんです。
開け放しても、その気配がリビングから感じられないよう、
便器の位置や内部の設えに工夫を凝らしました。





玄関からのリビングの眺め。
玄関入って左側にダイニングがあるのですが、
玄関の扉を開けただけではほとんど見えない。
PCコーナーも手元が見えるだけで、
それよりもその手前にある階段に視線が行くよう設えました。
その後視線を移して見えるのは、南側の庭。
やたら隠すのがプライバシーの確保と思われますが、
視点を移せば、方法はいくらでもあるんですね。





2階寝室周り。
将来は2部屋に分割できるよう、建具をあらかじめ配置し、
梁と下地を入れておきました。
適物適時、必要になったときに、必要なように設えれば良い。
奥に見える押し入れも、実は建具をつけませんでした。
建具は引き残しが出てしまい、良い使い勝手にならないことも多いのです。
お客さんが来るリビングなどでは建具もいるでしょうが、
寝室であればあえて建具ではなく、カーテンで隠すという方法もあります。
こうすることで、収納を全解放することもできます。
梅雨時に押し入れが湿気るのは、建具で密閉されていることもあるのです。
できるだけ軽く、できるだけ簡便に。
そうすることで見えてくる方法も、あるんですね。





今回の小屋裏収納は、可動はしごではなく固定階段を採用しました。
小屋裏収納へのアプローチ方法は、行政や指定確認機関によってまちまち。
今回のように固定階段が認められる地域もあれば、
可動のはしごでなければならないとする地域もあるので、
一概に導入はできませんが、使い勝手や安全性から見ると、
やはり固定階段のほうが良いですね。
これぐらいの広さがあれば、気軽な収納として使えますしね。





アウターガレージとその奥に見えるインナーガレージ。
市販のガレージも良いのですが、
やはり屋根に使用するポリカーボネートの耐候性に疑問が。
数年でバリバリにひび割れが入って、白くなっているものもよく見かけられます。
そこで折板という、工場の屋根などで使われる材料を採用。
ガルバリューム鋼板なので、耐候性もばっちり。





奥にあるインナーガレージ。
バイクの収納が主な用途だったので、少しこじんまりしていますが、
これでもかっ!!というぐらいに設置した棚のおかげで、
納戸としても利用が可能です。
また、たまりがちな資源ゴミの仮置にも最適。
こういう部屋が一カ所でもあれば、収納もずいぶん楽ですよね。





はじめは大人しかったのですが、次第に元気になっていくお施主さんのお子さん。
最後はデッキとユーティリティー、リビングをぐるぐるまわっていました。
ややっ!、こんなところに「回れる動線」を発見してしまいました。





とても良い笑顔で、この家を受け入れてくれたようです。
これからも末永く、このお家をかわいがってあげてね。
by kameplan_arch | 2008-09-10 12:00 | EcoTown瑞穂長岡B棟/東京
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