瓦屋さんのご自宅

先日の会合でお会いした、瓦屋さんのご自宅を拝見してきました。





本瓦葺きで伝統工法のすごい建物でした。
木を木で締める伝統工法では、屋根の荷重で構造材をおさめるという側面もあり、
やはり瓦葺きでなくちゃ、となります。








このお宅は実は「最先端の伝統工法」で考えられていて、
「貫」や写真にある「木格子耐力壁」は、2~3年前に耐力壁として認められたものです。
こういう建物は、地震の力以上に強い建物を造る「強度型」ではなく、
地震の揺れを受けながす「靭性型」と呼ばれるもので、
少しの揺れでも建物も追随して揺れてしまいますが、
木と木の接合部の粘りを利用するので、なかなか倒壊までは至りません。
ただ、靭性型は耐力壁の初期剛性が小さいので、
強度型と比べて耐力壁の量が多く必要となり、
総じて大きめの建物になりがちですね。





1階の軒先を美しく見せるため、あえて軒樋をつけていませんでした。
そのかわり、雨水を受けるために軒下に瓦を使った排水溝が作られていました。
この上に小石を敷きつめるそうです。
なかなか美しい感じになりそうで、まねさせていただこうかと思いました(笑)
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by kameplan_arch | 2008-10-07 09:31 | けんちく日記
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